京都の浴衣デートに!おすすめのデートスポット・イベント8選
2023.05.18
京都観光
もし夏の京都に行くのなら、和装で観光したいと考えている方もいるでしょう。
古風な街並みや観光スポットに、和装は良く似合います。
ただ、京都は盆地で熱がこもりやすいことから、夏場の和装は涼しい浴衣がおすすめです。
京都の着物レンタル店では夏限定で浴衣の貸し出しを行っているため、利用すれば、カップルで浴衣デートを楽しむことができます。
そして浴衣デートをするなら、京都の夏を存分に感じられるスポットやイベントに参加したいものです。
そこで今回は、浴衣デートにおすすめのデートスポットを5つ、イベントを3つご紹介します。
目次
浴衣デートにおすすめのスポット・イベント8選
京都には、さまざまな魅力的なスポットやイベントがあります。
ここでは、浴衣デートに最適な、おすすめのスポットやイベントを8つ厳選してご紹介します。
浴衣デートのおすすめスポット①:鴨川周辺
鴨川周辺は夏の夜におすすめしたいデートスポットです。
日が陰ってからの鴨川も美しく、水のそばだからこそ涼を感じられます。
周囲を散歩するのはもちろん、好みのドリンクやお酒をテイクアウトして、大切な人とゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
鴨川周辺でもおすすめなのが、「鴨川デルタ」と呼ばれるエリアです。
2つの川が合流する地点にある鴨川デルタは、ドラマや映画のロケ地にもよく使われており、豊かな自然と京都らしい雰囲気を同時に感じられる場所になっています。
浴衣デートのおすすめスポット②:清水寺
世界遺産として知られる清水寺は、ぜひ夜に訪れたいデートスポットです。
夜は境内を中心にライトアップされ、昼間とは違った景色を見せてくれます。
ひと際目立つ青い光の線は、観音様の慈悲を表現しているとされており、ライトアップにもお寺らしい雰囲気が表れています。
夏のライトアップ期間は、本堂の内々陣の特別拝観も催されるので、ご本尊を拝んでみましょう。
清水寺は昼も夜も楽しめる、浴衣デートにおすすめの定番スポットです。
清水寺周辺にはカフェやレストランも多いので、疲れたときには気軽に休憩できます。
浴衣デートのおすすめスポット③:祇園周辺
「SNS映えする写真を撮影したい」「夜の街を浴衣で歩きたい」という方におすすめしたいのが、祇園周辺です。
祇園周辺は古風な建築物が多いため、浴衣との相性が良い場所です。
夕方から夜にかけては街灯や灯篭が街を照らすため、非日常的な雰囲気に包まれます。
タイミングが良ければ、舞妓さんや芸妓さんの姿を見ることもできるかもしれません。
大切な人と歩いているだけでも、京都の魅力を存分に感じられるはずです。
浴衣デートのおすすめスポット④:京都タワー
ランドマーク的存在の京都タワーも、浴衣デートにおすすめです。
京都駅のすぐ近くにあるため、不慣れな浴衣を着ていても歩き疲れずに辿り着くことができるでしょう。
展望台では変わった街並みを一望でき、タワー内にカフェやレストラン、お土産物店などが全てそろっているので、移動の手間がかかりません。
短時間であっても、大切な人との浴衣デートを存分に楽しめるでしょう。
夜景も美しいため、デートの締めくくりに訪れても良いかもしれません。
浴衣デートのおすすめスポット⑤:正寿院
正寿院は、夏の暑さが厳しいときに訪れたいデートスポットです。
京都の避暑地と呼ばれるエリアにある正寿院は、京都市内の気温よりも涼しくなっています。
タイミング悪く旅行日の気温が高くなってしまったときには、ぜひ候補に入れてみてください。
豊かな自然と水に囲まれた環境は、大人の浴衣デートにぴったりです。
また、夏になると「風鈴まつり」が行われます。
2000個を超える風鈴が境内に吊るされ、美しい緑を背景に、それらが一気に鳴り響く景色は壮大です。
また正寿院のあるエリアはお茶が有名なので、疲れたときには冷茶で一息ついてみてはいかがでしょうか。
浴衣デートのおすすめイベント①:祇園祭り
京都を代表する祭りの一つに、7月に開催される祇園祭りが挙げられます。
日本三大祭りにも数えられており、その時期には祇園エリアだけでなく京都市内全体が大いに盛り上がります。
1ヶ月にわたって行われる祭りですが、ハイライトは7月17日と7月24日に行われる神輿渡御と34基の山鉾巡行です。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、この時期に京都を訪れるのであれば見逃せないイベントです。
また、夜になると提灯に明かりが灯り、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。
浴衣デートのおすすめイベント②:八坂神社「茅の輪くぐり」
八坂神社では、「茅の輪(ちのわ)」が設置される日があります。
「大祓式(おおはらえしき)」が行われる毎年6月30日と、「疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい)」が行われる7月31日です。
茅の輪くぐりは無病息災を願って行うもので、先ほどご紹介した祇園祭りと時期が重なることから、時期を合わせて訪れる方が多くいます。
また、6月30日の「大祓式」で茅の輪をくぐったあとには、市内で「水無月」を食べてみてはいかがでしょうか。
水無月は、冷たい氷に見立てたういろう生地に、邪気を払うと言われる小豆をのせて蒸した6月限定の和菓子です。
京都でこの時期に食べられるお菓子で、名店の水無月は行列ができるほどの人気があります。
浴衣デートのおすすめイベント③:京都五山送り火
8月16日に京都市内にある5つの山で行われる送り火です。
午後8時頃から約30分ずつ、5つの山が順番に点灯されます。
山々が「大」や「妙法」などの文字で照らされる迫力の光景は、この日しか見られません。
最も知られる大の文字は、市内の中心部からも見ることができます。
賀茂川や高野川のような川沿い、竹中稲荷神社のようなスポットからでも幅広く鑑賞できるため、夏の夜に浴衣デートを計画している方はぜひチェックしてください。
京都で浴衣デートを楽しむ際の注意点
ここまでおすすめのデートスポットやイベントを紹介してきましたが、実際に浴衣をレンタルするのであれば、事前にチェックしておきたい事柄がいくつかあります。
当日慌てないためにも把握しておきましょう。
暑さ対策は忘れずに
京都の夏は盆地なので、他の地域よりも暑いという話を聞いたことがある方も多いでしょう。
京都でも場所によっても異なりますが、日中の気温はだいたい30度前後、夜でも20度前後です。
そうなると他のエリアと大して差がないのではないかと思ってしまうものの、京都の夏は湿度が高いのも特徴で、蒸し暑さを感じやすいでしょう。
外出する時間を問わず、熱中症対策をして浴衣デートを楽しんでください。
行きたいスポットや参加したいイベントの近くでレンタルする
着物と比較すると、薄地の浴衣の方が動きやすいものです。
しかし、それでも慣れない和装で長距離移動するのは、いつもより時間がかかります。
また、イベントが行われている期間は、渋滞や交通機関の乱れが生じる可能性が高いでしょう。
移動に時間がかかると、目当てのイベントがあったのに、到着していた頃にはすっかり終了していたということもあり得ます。
そのため、できるだけ目当てのスポットやイベントの近くで、浴衣をレンタルすることをおすすめします。
京乃都は、人気観光スポットからほど近い3箇所に店舗を構えています。
それぞれのお店については、下記からご確認ください。
浴衣の返却時間にも要注意
浴衣デートを検討している方は、返却時間にも注意してください。
例えばイベントが終了してギリギリの時間に返却を予定していると、混雑や交通機関の状況によって間に合わないケースも考えられます。
そうなると、延滞料金が発生してしまうでしょう。
時間には余裕を持って行動することが大切です。
また、夜間の浴衣デートを検討している方は、夜遅くまで返却を受け付けていたり、翌日返却が可能であったりする着物レンタル店を選びましょう。
京乃都でも、オプションで翌日返却をお申込みいただけます。
京都の浴衣デートを忘れられない思い出に
今回ご紹介したおすすめスポットやイベント以外にも、京都の街には見所がたくさんあります。
浴衣は着物と比べると涼しく動きやすいものの、京都の夏は蒸し暑いので、無理をせずゆったりとしたプランを立ててください。
また、この時期しかできない夜の浴衣デートもおすすめです。
お互いの好みに合わせて、大切な人と浴衣デートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
着物レンタル店の京乃都では、6~9月には浴衣もご用意しています。
カップルプランもございますので、浴衣デートの際にはぜひご利用ください。
また、浴衣と着物の違いについては、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
浴衣と着物がそもそもどう違うのかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
浴衣と着物の違いとは?特徴や歴史など異なるポイントを徹底解説